僕のオリオン ２巻／感想・レビュー
「小弦ちゃんに悪影響を与えない自信はありますか？」
こんにちは！
川端志季先生のコミックス「僕のオリオン」２巻の感想を書きます！
ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はご注意ください。
ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます！
あらすじ
ハイスペックな完璧男子・冴門(さもん)は風変わりな後輩女子・小弦(こいと)が気になり、距離を縮めようと奮闘する毎日。
なぜか友達を作ろうとしない小弦、その背後にはたった１人の友達・猫俣(ねこまた)の存在があるようで…。
小弦に異様に執着する猫俣は、冴門を警戒し、大胆な行動に出て…！？
感想！
１巻のラストの方でカーテンの隙間から覗く恐ろしい顔で登場した猫俣…！怖かった…怖かった…！！
彼が本格的に登場いたします。もっと勿体ぶられるかと思ったので意外！そんで、けっこう明るい感じで登場したのがさらに意外…！
そして、何となく予想はしてたけれども、高身長、三白眼ぎみ(猫目意識してるのかな？)のイケメン…！(設定ではイケメンじゃないかもですがw)そんで、学校に行く必要がないくらい勉強が出来て、既に在宅で稼いでいるっていう天才らしいです。
そうは言っても、やっぱり小弦への執着はちょっと異常な感じもするし、いくらイケメンでも(笑)ちょっと怖い…。
電話は５コール以内に出るように、とか「１０分以内でツナサンド持ってこなきゃ死ぬから」ってメッセージを送ったり。
小弦が冴門と仲良くなっていることに勘付いた猫俣は冴門に近づき、話しをします。
話しの中で、猫俣「小弦ちゃんて昔から神様に守られてるんじゃないかって思うことがあるんです」
「神様が小弦ちゃんから汚れた人間を引き離して 純粋さを守っているように感じました」
「冴門さんはどうですか？小弦ちゃんに悪影響を与えない自信はありますか？」
「もし何か…人には言えない秘密があるなら 小弦ちゃんからは離れた方がいいと思いますよ 神様に篩(ふるい)にかけられる前にね」
こ、ここここ怖いぃぃぃぃ(T-T)
しかもこの時、「スマホを忘れた」と言って調べものをするのに冴門のスマホを借りた一瞬で「個人情報抜き取りアプリ」なる、スマホの情報が猫俣に丸見えになってしまうアプリを入れられるという…！！恐ろしすぎる猫俣…！
しかし冴門には特段脅しのネタになるようなものが見つからず、猫俣、ここは空振りに終わります。(ここで冴門の家が芸能人一家だということが分かります。)
他にも、小弦がプレゼントしたパスケースを大事に使っている冴門を見て、小弦に「パスケースあげたでしょ…うけるんだけど 冴門さん捨てようとしてたよ？大丈夫っ僕が拾って大切にしなって言っておいたから」って嘘をついたり…
怖い…ほんとやってること怖すぎる…。でも、後半に行くほどちょっとポップに描かれてるんですよね、猫俣。
小学生の頃、小弦の友達だったけど猫俣に脅されて小弦から離れざるをえなかった小学校の同級生で現在人気アイドル・ゆんゆん の存在も大きいのかなと思いますが。
早々に小弦に友達ができない黒幕が猫俣だったということもバレましたし…。またここからどんな展開になっていくんでしょうか。
とりあえず、友達ができないのが猫俣のせいだったと分かっても離れない小弦…というかむしろ猫俣に冴門の過去(芸能活動をしていたこと)をバラすと言われて冴門から距離を置くって…猫俣の言いなりみたいになっちゃってる小弦…！
ナゾです…。ここに焦点が当てられていくのかなぁ。
猫俣のやってることが怖すぎるけど、物言いのはっきりしている新キャラ・ゆんゆんと、たまに小弦にキュンキュンしてる冴門に癒されます。
まだまだ続きが気になるお話です！３巻はいつかなぁ。楽しみに待ちたいと思います(^^)