みにあまる彼氏 1巻/感想・レビュー
「好きな人とはいつだって 全身くっついてなきゃ 意味ないよね」
こんにちは!
ほしの瑞希先生のコミックス「みにあまる彼氏」1巻の感想を書きます!
ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はご注意ください。
ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます!
あらすじ
恋愛経験0の主人公・いろはがお付き合いすることになった日下部(くさかべ)くん。
彼は、ほんわかした見た目に反して、気づかぬうちに手をつなぎ、流れるままにキスをする…
計り知れないテクを秘めた恋愛上級者だった。
夢のような初恋がはじまる!!…はずなのだけど、ただ一つ気がかりなのは、彼は自分でも認める「愛が重い」男子ってことで!?
感想!
前作「モトサヤ」がとても可愛い絵柄でお話も面白くて気に入っていたので、こちらの新作も迷いなく買ってみました!
あいかわらず可愛いです。いろはが可愛い。まぁちょっと鈍すぎかなと思うところもありますが、言うべきことはちゃんと言えるヒロインという感じがしました。
そしてヒーローの日下部くん。地味グループに属し、「身長・顔面ともに並の女子100人中95人はスルーするような印象の薄さ」(いろはの友人・サッチー談)ということですが、元カノは3人…!初めて付き合ったのは中1らしく、そこから3人。2年、1年、半年、と続いたらしいです…!
しかも最後の半年続いたという彼女は高校の先輩でミスコン優勝者でモテモテの美女…!彼女の浮気が原因で別れたとのことだけど、「やり直したい」と日下部くんにすがってきたりします…!
何!何がそんなにいいの日下部くん…!!?
いや分かりますよ?優しくて雰囲気が温かくて、学級委員として一緒にいる機会が多かったいろはが恋してしまう流れはそんなに不自然なことないと思いますけど、見た目並みで学年も違うのにミスコン優勝者と付き合うっていうのは…!けっこうじゃないですか…?!
「計り知れないテクを秘めた恋愛上級者」だからでしょうか笑
たしかに、いろはの告白にちゃんと自分の気持ちも伝えて「付き合う」というところまで持っていき、そのまま流れるように抱きしめてキスをするっていう一連の動きは見事でした笑
が、お話が進むにつれ、日下部くん、ちょっと歪んだ重たい愛情を持っていることが分かってきます。
いろはのことを、いろはの友人に「遊びじゃないよね?」と指摘されたときに、元カノと連絡を取り合っていた自分のスマホを水没させたり
休日に男女たくさんでカラオケに行くいろはの尾行をしたり
付き合って1ヶ月記念にペアリングを買おうとしたり。
でもそんな日下部くんを受け入れた上で「それはおかしい」と直そうとするいろはと、自分の為に言ってくれてると分かっているからでしょうかね、怒られても怒り返さない(ただ流してるだけかなw)日下部くんのやり取りは微笑ましく思いました。
このお話を読んでいると、このブログでも感想を書いている「花野井くんと恋の病」がシンクロしました。ヒロインもヒーローも全然タイプが違いますけどね。
「男子側の愛が重い」と「女子の恋愛経験0」ってとこは被ってると思うので、それぞれがどんな展開になっていくのか楽しみだなーと思いました(^^)
2018年11月発売予定の2巻では、日下部くんにとって「最強の恋敵」が登場するみたいですよ!楽しみです(*^ω^*)
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