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花野井くんと恋の病 /感想・レビュー

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「片っぽしか幸せになれないなら恋なんてこれからも絶対にしない!!」

※画像はアマゾンのリンクです。

こんにちは!

森野萌(めぐみって読むんですね!もえだと思ってました。)先生のコミックス「花野井くんと恋の病」1巻の感想を書きます!

ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はご注意ください。

ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます!

あらすじ

 

「いつか、私にも恋はできるかな…?」

高校1年生の冬、何気なく傘を貸したのがきっかけで、隣のクラスの花野井くんに突然告白されてしまった日生(ひなせ)ほたる。

好きな子のためならなんでもしてあげたい花野井くんに戸惑ってばかりだけど…!?

恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ラブストーリー第1巻♡

「最終的には同じお墓に入れたら幸せかな…」

 

重たい…!重たいよ花野井くん……!!笑

森野先生の漫画は初めて読みました。絵がきれいですね。「ふつうな感じ」を前面に出して描かれている印象のヒロイン・ほたる もとても可愛く見えてきます。

花野井くんのカッコよさは言わずもがなですが…最初ちょっとロン毛(死語?w)で登場するんですけど、これもまたカッコいいなぁ。でも花野井くんのこの性格からすると、髪型も元カノ指定だったんでしょうか…??

花野井くんは、喫茶店での彼女(たぶん)との別れ話(たぶん)で水をかけられるっていう登場の仕方をしますw

で、雨の中、公園のベンチでぼーぜんと座っているところに ほたるが傘を差し出したところから花野井くんの ほたるへの恋が始まったようです。

ここでちょっとだけギモン。花野井くんはとにかく彼女に尽くすっぽい。お話は花野井くんのけっこう衝撃的なセリフで始まります。

君にとって愛ってどんなもの?

「僕にとっては運命の人ただ一人にそそぐものだよ

…ねぇ

僕の愛は足りなかったかな?それとも君は

僕の運命の人じゃなかったのかな?」

例えイケメンでもちょっと震え上がりそうなレベルww

まぁそれは私の感想であって受け止め方は人それぞれなので置いておくとして、花野井くんにとっての「愛」についてはよく分かりました。

でも、この冒頭の別れ話のシーンを読む限り、花野井くんから別れを切り出してる感じもするんですよね。それも「相手のことを思って」とか?

それなら雨の中公園で座ってるくらいショックを受けてるっていうのも分かる気がするんですけど、かと思ったらそこで傘を差し出した ほたるに翌日告白って…。愛は重たいけど切り替えは早いってこと…?ww

この元カノらへんのことも徐々に明らかになっていくんでしょうか…

この辺ギモンだったものの、その後のお話の流れはすごくいいな〜と思いながら読み進めました。

ほたるのことがすごく好きで尽くす花野井くんと、尽くし過ぎる花野井くんを優しく、厳しく諌めながらも花野井くんに寄り添うほたるっていう組み合わせが見ていてとても微笑ましいです。

でも、ほたるが「髪は短いのが好き(自分のこと。シャンプーがラクだからという理由)」と言えば髪を短くしてくるし、

ほたるがチャラそうなが嫌いなんではないかと思えばピアスしなくなるし、

ほたるのヘアピンを雪が降る広い校庭を一人でずっと探すわ、

「彼女としたかったこと」を問われると「最終的には同じお墓に入れたら幸せかな…」とか言うわでww

ほんとちょっと引くレベルかと思うところなんですが(それは花野井くんも自覚そている様子)ほたるは引かずにちゃんと話して解決(?)しようとするところに好感が持てます。

なのでずっと一緒に過ごしている花野井くんが ほたるをすごく好きになるのは分かる。説得力ある気がする。

だけに、最初が一目惚れちっくなことだけがどうも引っかかるんですよぉ(T-T)そのうちナゾがとけるエピソードが登場することを願いたいっ!

 

「手を握るだけでも ふれるだけでも こんなに心臓が苦しいーーー…」

 

ほたるが恋愛関係疎めというか、興味なしでやってきたようなので、その辺の進展はだいぶ先になるのかと思いましたが、花野井くんがほたるにベタベタなんで、ハグや手を繋ぐなんてのはちょいちょいあります( ^ω^ )わーい

でも、恋心を味わったことのない ほたるはその辺の花野井くんの気持ちにはちょっと鈍感。

そのせいで友達からのアドバイスとはいえ、自分の気持ちを確かめてみるっていう理由だけで「一回キスしてみてもらってもいいでしょうか」と花野井くんのお願いしちゃうあたりとか…。これだけ書くと ほたるの評価が下がってしまいそうなんですけど、お話ををちゃんと辿っていけばそこまで変なことでもない…と…思います!

そんでねー!無防備に目をつむるほたるの耳元で「好きかどうかわからないのにこんなこと許しちゃだめだよ」なんて囁いて押し倒すんですよーーー(//∇//)花野井クン!!

「ほたるちゃんにとっては なんでもないことかもしれないけど 僕にとってはそうじゃない」「手を握るだけでも ふれるだけでも こんなに心臓が苦しいーーー…」

っつってキスぅぅぅ!?と思ったら花野井くん発熱オチで未遂でしたが(T-T)ちゃんとドキドキな場面もあって満足でした♡

↓↓森野先生のコミックスはこちらからどうぞ♬

さいごに

 

いくつか花野井くんの重たすぎる愛エピソード書きましたけど、これ以外にもあります…!

私が特に気になったのは、花野井くんの部屋でほたるが本棚を見ているときに、カーテンがかかった箇所に触れようとすると、花野井くんが「だめだよ…ここはほたるちゃんゾーンだから 見るなら覚悟して見なきゃダメだよ?」ってところです…!

本当にほたるゾーンなのか!!?それとも別の、花野井くんの見られたくない部分なのをごまかしただけなのか…?

いつか明かしてもらわないと困るんですので早急にお願いしたい…!w

2巻は2018年10月の発売予定だそうです!明かされるかなぁ…??

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