愛が死ぬのは君のせい 1巻/感想・レビュー
そのあとのことは覚えてない。
こんにちは!
桃森ミヨシ先生×鉄骨サロ先生のコミックス「愛が死ぬのは君のせい」1巻の感想を書きます!
ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はご注意ください。
ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます!
あらすじ
彼の中にいるのは誰?
幼い頃、幼馴染の一墨(いすみ)に告白したのにその答えをなぜか覚えていない愛生(あおい)。
再び告白しようと、思い出の秘密基地に一墨を呼び出すのだけれど、そこで目撃したのは一墨の信じられない姿。
目覚めると一墨は元通りだけど愛生にだけは分かるのです。…一墨の中に別の誰かがいる!?
私は返事を聞いたんだろうか?なんで覚えてないんだろう
「菜の花の彼」の桃森ミヨシ先生と鉄骨サロ先生の新作!楽しみに待っておりましたー!(*^^*)全体的にシリアス方向だった「菜の花の彼」ですが、今作「愛が死ぬのは君のせい」は……SF!?まさかの。(あとがきには「特殊設定」と書かれていましたが)
事前に、ちょっとSFぽい感じな情報は仕入れていたものの、ドキドキしながら読み始めました。
主人公の愛生は活発で元気、がに股でちょっと男っぽい感じもします。でも小さい頃から幼馴染の一墨に恋をしている女の子らしい一面も。
小学生時代の愛生と一墨には「秘密基地」があり、そこで2人で思い思いに過ごしていた。
ぶっきらぼうで愛想がないけど優しい。そんな一墨といて嬉しい愛生は「私 一墨が好き 一墨は?」と聞きますが…
そのあとのことは覚えていない。
えっ!えーーー!?肝心なとこ…!もう一度聞けばいいかもしれない。でもそれからほとんど話すこともなくなった2人。もう一度告白する勇気も出せずに高校生になってしまいました。
学校では勉強もスポーツもできてかっこよくて硬派で、男女問わずモテモテの一墨。ずっと一墨のことが好きな愛生は一墨が女子のモテている場面を目撃するとモヤモヤ…。行きつけの(笑)アームレスリング部で猛者たちを次々と倒します。
こんな華奢な右手のどこにそんな力が…?
愛生、ー墨が女子に告白されている現場に出くわし「俺 好きな人いるから」という返事を聞いてしまいます。落ち込む愛生。
え、そんなん愛生じゃないの?って読者からしたら思っちゃいますけどね。(登場人物がまだ限られてますからねw)でも小学生時代に告白したときから一墨に冷たい態度を取られている愛生は、他に好きな人がいると信じ込んでいます。
その出来事をきっかけに、あの告白以来行っていなかった秘密基地に行ってみようと家を出ると、一墨に遭遇。「よかったら一墨も一緒に」と言う愛生でしたが「行くわけねぇだろあんなとこ」と冷たく言う一墨。
秘密基地は告白しちゃった場所で、一墨からの返事を覚えてないという話をすると、「忘れたのは知ってる でも別にもう忘れたままでいいだろ?」の返事。
「だから今でも私ずるずる一墨のことが好きなまんまなんだよぉ!」
と勢いに任せて言ってしまいます。
今度きいたらどんだけショックでも もう絶対忘れたりしないから
愛生は意を決して一墨に手紙を書き、あの時の返事を聞かせて欲しい、と秘密基地で待ち合わせをします。
その手紙を見て動揺する一墨。急いで愛生の後を追います。
振られる覚悟で一墨のことを想いながら待つ愛生。
すると空に光の玉が。愛生に向かって落ちてくる玉を触ろうと手を伸ばすと、走ってきた一墨が、その玉に愛生が触れないよう庇う。その玉は一墨に当たり、なんと一墨は縦に真っ二つに割れる…!!
その瞬間に、一墨に告白した時の記憶が蘇ります。
当時、同じように光の玉に手を伸ばした愛生。玉が愛生の手に当たると、愛生の手が真っ二つに裂けたのです。
見た目は何事もなかったかのように治っていますが、愛生はショックのあまり記憶を失っていたようです。そしてそれを愛生に思い出させないように距離を置いていた一墨。
そして、割れた一墨必死で抱きしめる愛生…!
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愛生が目を覚ますと、見た目には何も異常がない一墨が愛生部屋で眠っています。
目を覚ました一墨の人格はまるで別人になっていたのでした…!
さいごに
ここまでで1話分です(^-^;
愛生の右手の馬鹿力は、この光の玉によってもたらされたもののようです。
当時、愛生の身体を乗っ取ろうとしたけど、まだ子どもだった為に失敗。一部だけが愛生の右手にある状態だそうな。
で、真っ二つに割れた一墨に本体(?)が入り込み、乗っ取った状態になっているようです。
でも一部は愛生の身体の中なので、本当は愛生狙っていたのですが、庇った一墨に入ってしまったということのようです。
イケメンが真っ二つ…!なかなかのインパクトでした!そして一墨の小学生時代が可愛い…。ちょっとやる気なさそうな表情がたまらない…(//∇//)
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一墨を返して!と言う愛生に。だったら愛生の身体に移らせろと言われ快諾する愛生ですが、ほんの少しだけ残った一墨の意識がそれを阻止しようとします。
一墨はほとんど消えてしまっている状態ですが、愛生を想う気持ち(おそらく恋心)だけは残っている状態。それもお話の中で「光の玉」に渡してしまうのですが、味わったことのない気持ちに動揺しまくる「光の玉」in一墨w
その後、「光の玉」in一墨は愛生が「ワルツ」と名付けます。
重たい感じもありますが、今は愛生にときめくワルツがちょっと面白い感じでした。が、最後に怪しい新キャラに事故に遭わされる愛生…。予告では「愛生、重体」の文字が(T-T)
やっぱり重たいのかなぁ。
あんまり重たい展開はちょっと嫌なんですけど、「菜の花の彼」も結局すごく面白かったからなぁ。ほんとどうなっていくのかとっても楽しみです!
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