モトサヤ 2巻(完結)/感想・レビュー
「カッコ悪い私を笑ってくれるのも・・・自分からキスするのも 幸せだって思うのも・・・瑛作くんだけだよ」
こんにちは!
ほしの瑞希先生のコミックス「モトサヤ」2巻の感想を書きます!
ネタバレを含みますので、内容を知りたくない方はご注意ください。
ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます!
あらすじ
中学時代のクズな元彼・瑛作(えいさく)と偶然再会した萌々里(ももり)。
思い切って、中学の時になぜあんなひどいことをしたのか聞くと
「独り占めしたかっただけ」
って。
近づいたら絶対また辛い思いをするって分かってるのに、その言葉を思い出すたびにドキドキ。
不器用でクズで、でも一途な元彼。
萌々里は瑛作とモトサヤに戻る・・・のか!?
「本当は 本当はどうしようもなく好きだ」
もう完結巻なんですねー!!
・・・まぁ、そうか。。という気持ちもw寂しい反面。
1巻ラストで瑛作に告白した萌々里!さーてどうなった!?
事態がうまく飲み込めない様子の瑛作ですが、「お前さっさと帰れ」の言葉。
萌々里、「瑛作くんの本当の気持ち教えて」とくらいつきますが、自分はろくでもない、どうせまた萌々里を傷つける、とかもっともらしいことを言って立ち去ります。
呆然と立ち尽くす萌々里。「忘れなきゃ」と泣いてしまいます。
・・・が!
瑛作が戻ってくて抱きしめますよー♡
「ごめん間違えた
さっき言ったことも嘘じゃねぇけど本音ではなかった
本当は
本当はどうしようもなく
好きだ」
ということでめでたくモトサヤー(o^^o)
わたしたちの2度目のお付き合いがはじまります
2巻の1話目でモトサヤに戻り(正確には次のお話で萌々里の親友のお許しを得てからですが)、後の5話分は、過去に瑛作に植え付けられたトラウマを2人で払拭し、幸せになっていく感じですかね!
萌々里のトラウマから「クズ本」(本当は久志本)とまで呼ばれた瑛作ですが、2巻に関して言えば、クズっぽさはほとんど見受けられませんね!
普通に好きな女の子に対して不器用でこじらせちゃった男の子な感じがしました。
結局、萌々里のトラウマの原因となった行動は、思春期独特の黒歴史的なやつで、瑛作は当時から今まで、萌々里一筋だったようで。
萌々里には瑛作と別れて以来何人か好きな人がいたという事実を知ってショックを受けているのもかわいかったです(o^^o)
萌々里が鼻ちょうちんを出す失態をかましても笑って楽しそうにしている瑛作。
瑛作と別れて以来、失態でフラれ続けた萌々里は「今の見て冷めたりしたんじゃないか」と不安になりますが、変わらない瑛作を見て幸せを感じます。
「カッコ悪い私を笑ってくれるのも・・・自分からキスするのも 幸せだって思うのも・・・瑛作くんだけだよ」
さいごに
長編読みきりくらいに収まりそうなお話が、すごく丁寧に描かれた登場人物同士のやりとりと可愛らしいギャグで2巻分になった!
という感じもしますが、(トラウマとなった現場の公園での2人のやりとりは実に約3話分!)絵も可愛かったし、こじらせボーイの瑛作がけっこうツボ(最後はまぁまるーくなっちゃいましたがw)だったので個人的にはとて楽しみました!
公園でのチューも良かったなー♡
ほしの先生の次回作にも期待したいです(o^^o)
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