保健室の影山くん ３巻／感想・レビュー
オレが本当に欲しかったのは 日和先輩の血じゃなくて そうじゃなくて 本当は最初からずっと 日和先輩自身が欲しかったんだ
こんにちは！
天乃忍先生のコミックス「保健室の影山くん」３巻の感想を書きます！
ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はご注意ください。
ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます！
あらすじ
「妹じゃなくて、大事な恋人なので」
影山が好きかもと気付いた日和はカレカノのフリで影山をドキドキさせようと奮闘！
一方、影山はそんな日和を避けているようで…
二人の過去に原因が…！？
核心迫る第３巻！
感想！
ほのぼの吸血鬼漫画な印象の影山くんですが、３巻はちょっとシリアス展開！
それでも天乃先生の可愛らしい絵柄や、日和をはじめとするキャラの柔らかさのせいか安心して読めました(^^)(←ビビり)
いやでも良い意味で騙されたというか、二人の立場(吸血鬼のハーフと人間)の深刻さから、ここから恋愛関係に発展させるとしたら、こんなほのぼのギャグ路線でどうやって持っていくんだろう？と思ってましたが。
今までのほのぼのギャグの中にもちょっとずつ伏線がはってあって、(アホな私は全然気付かなかったですけれどもw)ナルホドー。ちゃんと最初から練られてたんだなぁ。と思いました！
虚弱体質な影山くん、人間の血が飲めない、飲むと吐いてしまうけど、日和の血だけは美味しそう、飲みたい、と言って日和に付きまとっていたわけですが、「健康優良児だから」ってだけでは無く(まぁ結局は健康優良児だからってことなんですけどもw)
二人は過去に出会っていて仲良くなり、影山くんは子どもの頃に日和の血を飲んだことがあったんだそうです。
子どもの頃に影山くんに噛まれて痛い思いをした日和はその時の記憶を失くしていますが、
吸血鬼は一度血を飲んだ人間の匂いが分かるとか何とかで、日和の血だけ飲めた影山くんは、日和の匂いだけは分かるから学校で再会した時もすぐ分かったわけなんだそうです。
子どもの頃はもういつ死んでしまってもおかしくないくらいに虚弱だった影山くんは、日和の血を飲んだおかげでみるみる丈夫になったみたいです。(相変わらず虚弱ぎみだけれどもw)
で、影山くんはその「日和の血を飲んだことがある」過去を隠して日和に近づいたワケで、「騙された」「騙した」ってなった二人はちょっと距離ができてしまうんですけども、ちょっとやさぐれちゃう影山くんがさぁ…かわいんだぁ(//∇//)
影山くんがやさぐれても、避けられても頑張って影山くんに告白する日和！「勘違いだと思います」なんて言葉にも屈せず頑張る日和をさー、影山くんが「ダン！」って音だけのコマで、なにした！？壁ドン？床ドン？(//∇//)って想像したんですけども…！
マサカの机ドン！！(//∇//)(教室です)何スかコレ…！！長身の男子に机に押し倒されるってなんか…えっろ…！そんなえろい要素なんて今まで感じなかったのに…！私これすごくえろいなって思ったんですけど(シツコイ)そんなことないですか？？ないですか？？w
こっから一気にチュー！………は無かったですが、４巻の予告見る限りラブラブな二人が期待できそうです…！
でもどうやら４巻で終わり…？(T-T)「あと１巻だけ続きます」との天乃先生のコメント発見…。うぅ。残念ですが、２０１９年春頃発売予定の４巻、楽しみに待ちたいと思います！