あつもりくんのお嫁さん(←未定) 1巻/感想・レビュー
「ああ 何も間違ってないですね 現時点では一番の嫁候補ですよ」
こんにちは!
タアモ先生のコミックス「あつもりくんのお嫁さん(←未定)」1巻の感想を書きます!
ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はご注意ください。
ではコミックス裏表紙のあらすじから書きます!
あらすじ
きっとこれを恋と呼ぶんだ。
田舎で暮らす中学生の錦(にしき)は、勉強が大好き。
でも、じつは親が決めた許嫁がいて地元での生活に息苦しさを感じている。
そんなある日、東京からやってきた高校生の敦盛(あつもり)と出会う。
独特の価値観を持つ敦盛は、地元から逃げ出す方法として、錦にまさかの結婚を提案!!
敦盛に強く惹かれていく錦は、彼を追いかけて東京の高校に進学するけど…!?
感想!
私、タアモ先生の作品は前作「地球のおわりは恋のはじまり」で初めてちゃんと読んだのですが(「たいようのいえ」が気になってはいたものの読んでません…)個人的そこまでグッとくるものが無かったので、今作は買うのを躊躇していましたが、ツイッターのフォロワーさんの感想と、ちょっと画像を見せてもらって購入を決めました!!
ヒーローの敦盛もヒロインの錦も、ビジュアルが前作より好みです(*^ω^*)
錦が明るくて一生懸命なのが伝わってくるので読んでいて気持ちが良いです。
敦盛くんは超ハイスペックおぼっちゃま。ただ「2代目」ということで、何やら色々と抱えているものがありそうですね。
敦盛といつも一緒にいる伏見(ふしみ)くんが「3代目」おぼっちゃまということで、同じ金持ちおぼっちゃまでも「2代目」と「3代目」のタイプの違いも面白いです。(もちろん一括りにすることはできないと思いますが、属性である程度タイプが決まるところはありますよねw)
で、お話ですが、
親が決めた年上の許嫁(宝・たから)がいる錦。
宝の近所に住んでいる、錦の大好きでだいじなだいじな親友・かのちゃんが宝のことを好きだと知る錦は許嫁を解消したい気持ちでいるが、父親に反対されてどうしたら良いのか悩んでいる状態です。(この時点で錦は中学2年生。)
そこに錦の東京の祖父が連れてきた友達の1人が敦盛でした。
一緒にお祭りに行き、今の自分の状況をつい敦盛に相談した錦。敦盛の「そんなに嫌なら逃げたらどうだ?俺と駆け落ちでもする度胸はあるか?」(これは冗談らしいですがw)
「でも半分本当だ 東京にでも出てくればいい もっと勉強できるぞ」と敦盛。
父親の反対を心配する錦に
「東京の高校にでも受かってしまえばいいだろ 大学にも入ってしまえばいい それからいい会社に就職する それでも駄目なら東京の人間と結婚でもしてしまえばいい」
と提案。
錦は頑張って敦盛と同じ高校に合格します。(敦盛は2歳上のようです)
で、上京した錦。敦盛に会いに行くと、最初は知らないフリなどされてしまいますが、都会に慣れず勉強にもついていけない錦をさりげなく(でもないかな…笑)助けてくれるようになります。
敦盛が錦の祖父と知り合いで、そのお店のごはんが好きっていうのはオイシイ設定ですね…。
徐々に距離が縮まる感じがする2人。1巻ラストでは2人で外出中に雨に振られて濡れてしまい、敦盛が一人暮らしをする高級タワーマンションに行くことに…!!
少女漫画の定番というかありがちというか…!そして憧れ…!彼のお家でお風呂!そして彼の大きいTシャツ…!!(〃ω〃)ドキドキー!♡
と思いたいところですけど、まだ付き合ってないし、敦盛→錦な描写も私はそんなに感じていないし、そもそも敦盛は家柄のせいか、あまりそういう感情を持たないようにしているフシがあるようなのであまりドキドキしなかったです!笑(ドキドキしてる錦ちゃんにはドキドキしましたw)
でも意を決して許嫁・宝に向き合って(電話ですけど)結婚できない、好きな人がいる、と話した後に涙を流す錦を頭ポンポンしてくれます♡そんで抱き寄せます…(〃ω〃)
っていうイイところに敦盛くんの母親登場。そんな状態を母親に目撃されても顔色ひとつ変えない敦盛。(すげぇ!)
「まさか結婚を考えたお付き合いとか 間違ってもないわよね?」
と言う母親に
「ああ 何も間違ってないですね 現時点では一番の嫁候補ですよ」
と言い放って終わります…!
おぉ…。すごいな敦盛…!錦も動揺してたっぽいけど、好きな人にこんなん言われたら嬉しいに決まってますよね!
うーん!さっそくお出ましのお母さま…!笑
宝くんもめげずに東京に来そうですし…どうなるのか展開が楽しみです(^^)
2巻の発売は2019年2月予定だそうです!
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