友だちの話/感想・レビュー
原作:河原和音先生
漫画:山川あいじ先生
の共著「友達の話」のレビューです。
さらっと読めてじんわり感動!
続きも気にならないので
家事や勉強の合間にもってこい!
な少女漫画の1巻完結コミックスの紹介をしております(^ ^)
「もえ とつきあうってことは
英子とつきあうってことだから
英子をもえ より大事にしてね」
英子(えいこ)の親友・もえ はめちゃくちゃ可愛い。
げたばこにラブレターはいってるし
告白なんかしょっちゅうされてるし
合コン行っても一番人気
芸能人かっつうくらい可愛い
実際スカウトもされてるし
英子は気がやさしい。
もえと英子はクラスが同じになり
見た目に反してキツイと言われることの多い
もえの性格を「はっきりしてていいね」
と英子が言ったことから友達になる。
今では親友。いつも一緒にいる。
男子にもモテる もえ は女子からは妬みの対象になりやすく
友達を作るのが難しかったから
英子のことをすごく大切にしている。
もえが告白されたときに、必ず言う言葉
「もえ とつきあうってことは
英子とつきあうってことだから
英子を もえ より大事にしてね」
これで彼氏ができることは今までなかったが
そんな条件を満たし もえ の彼氏になった
男子・土田が現れた!
「もえには幸せになって欲しいもん」
下校も3人。デートも3人。
もえも土田も常に英子を優先してくれる。
さすがに悪い。もえには幸せになって欲しい
と思い始めた英子は
もえと土田が2人でデートしたり
2人で帰れるよう 仕向けるが・・・
「オレはもえちゃんと2人きりになれちょっと嬉しい・・・」
英子が気を使ってくれたことを
素直に喜んで言ってしまった土田の一言。
これが もえ の地雷だったらしいw
もえのことが大好きだった土田。
この一言が原因で もえ に振られることになってしまいます。
土田かわいそう・・・w
1話目はこんな感じで女子の友情が中心に描かれています。
2話目は、1話で もえ に振られてしまった
土田と、その友達・鳴神の話です。
鳴神は土田がイイヤツだと思っているから
土田を振った もえ とその親友・英子には
悪い印象しか持っていない様子。
そして英子に対して少しイヤガラセをするようになる・・・
というお話です!
このイヤガラセの甲斐あって(?)
鳴神の中の英子ともえの印象がグルリと変わります!
そして3話!
鳴神が英子に猛アタック!です。
私は正直、少女漫画の友情モノはそんなに好きではないのですが
このお話は好きです!
恋愛に友情が絡んでくるパターンは多いですが
友情ありきで男子が絡んでくる感じはあまり読んだことがなかった気がします。
だいぶ前に読んで、そういえばと思い
読み返してみたのですが、やっぱり良かったですー(o^^o)
2010年初版!
今更感もありますが。
お話を作ったのは河原和音先生ですから
安心感もあります。
それに山川あいじ先生の素敵な絵!
良くないワケがないですよね!
一緒に収録されている「その彼、調べます」も面白いです!
なんだろう。。山川先生の絵が好きなのかな私。。
山川先生のけっこう前の作品を以前読んだときは消化不良ぎみになってしまって、それから読んでないのですが・・・(^-^;
大満足の1冊と思います!
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